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私はSF作品と言われるとパッと「STAR WARS」や「バック・トゥ・ザ・フューチャー」、「メン・イン・ブラック」、そして「MARVELシリーズ」を思い浮かべる。これらの作品は多くの宇宙人が登場したり、タイムマシーンやアイアンマンのスーツといった人類が夢見ていた機械が登場するものであり、あくまで夢物語のようなものだと思っていたので、SF作品は自分たちには見ることでしか体験できないものだと思っていた。しかし、この授業を受けてみると昔のSF作品で出てくるものについては今現在実用化されているものが多くあることが分かった。例えば、1927年に公開された「メトロポリス」では当時から100年後の2027年の地球を描いているのだが、その時代には考えられなかったロボットや高層ビルが立ち並ぶ都市などが出てくるが、今現在の都市の感じと似ているところがあり、ロボットなどは実現しているのだ。逆にスマートフォンなどは以前のSFに出てきた通信機械よりも優れているといっても過言ではないだろう。このようにSF作品に登場するものは実現可能なものなのではないかと思った。これから現実的にアイアンマンのスーツやトランスフォームする車、タイムマシーンなどができることを願いたいと思った。

                                                                                            Rintaro Sato

SFと聞くとどうしても近未来的で非現実的なものをイメージしてしまう。例えば「ターミネーター」のような機械と人類との戦争であったり、クローン人間や宇宙人などである。これはおそらく、私たちが身近に触れることのできるSFが映画や漫画といったものが中心で、こういった類のほとんどは受け手側に非日常的な体験をして楽しんでもらおうという娯楽的な要素が強いからである。実際私たちも“こんなものは現実ではありえない”という構えでこういった作品を受け止めているはずだ。しかし、この授業で様々なSFを見聞きしたことで、SFとは必ずしも今まで私が想像していたものの通りではないということに気付いた。例えば、個人課題で扱ったエドガー・アラン・ポーの『大渦巻への落下』。作品を読み終えた後の正直な感想は“自然災害に出くわした老人の体験記”。「一体これのどこがSFなんだ」と思った。しかし、考えていくうちに疑うべきは自らのSFに対するイメージだと思った。本サイトの別ページにも記載したが、当時の人々にとっては自然災害でさえも原因も仕組みもわからない未知の現象。つまりSFなのである。我々にとってはすでに知りえた情報であっても時代が異なれば未来的で非現実的なものになりうるのだ。時代とともに様々な科学技術が進歩していく中で、我々の考えるSFの概念も常に変化し続けていることの証明ともいえる。

                                                 

                                                              Manami Nishi  

‘SF'それは作品の中だけに通用するものではなく、私たちの日常生活のスパイス的存在であるとおもいます。幼い頃本当にサンタさんは空を飛んで会いに来てくれると思っていた方って沢山いるとおもいます。私もその一人です。そんなときすごくワクワクしませんでしたか?当時まだ幼いとき、早く寝なくてはいけないのに胸が高鳴ってなかなか寝付けないことなかったですか?成長してサンタが空を飛んでやってくることは違うと理解しても、私は自分の子供にサンタさんの存在を教えたいし、25日の朝にはサンタさんから届いたプレゼントと説明したいと思っています。それは事実とは違っていても、日常生活でロマンを持つことが大事なことだと思うからです。それがSFだと思います。物事を全て科学的に説明することが求められる世の中って全くロマンチックに欠けると思います。みんな大人になってもどこでもドアがあればいいのに! と多くの方が思うように、SF要素は人生に欠かせられないだれもが持つ夢やロマンと似ていて、人生を少し彩ってくれるスパイスのような働きがあると思いました。

 

                                                           Yui Imaizumi 

 

私は今までSFというものについて人並みか人並み以下にしか触れてこなかったと思っていました。正直この授業を受けるまではSFといったらせいぜい映画、小説がそれぞれ1つ2つ思い浮かぶくらいでした。それも自分では見たことのない有名作品ばかり。そんな中、この授業を受けて、小説や映画だけでなく自分が聴いていた音楽に含まれるSFの要素であったり様々な角度の視点からSFというものに触れました。そうすると、今まで自分が触れてきた様々な作品は意外とSFだったんじゃないか。なんて思うようになりました。今まではSFは一部のコアなファンだけが読むもので、とっつきにくいし、どうでもいいと思ってきました。しかし、もう一度改めて考えてみると私たちの周りにはSFがあふれていて、知らず知らずのうちに触れていると思います。また、SFが生まれてから100年ほど経過した現在ここまで浸透していることもすごいことだと思います。今年はSFの代表作である『スターウォーズ』の最新作が公開されることもあり、SFがより注目を集めることになると思います。今まで自分から積極的にSFに触れようと思ったこともなかったので、この授業を受けたことをきっかけにしてSF作品に触れてみたいなと思いました。

 

                                                                                                                                                      Kamon Arai

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